BLOG

スケールアップのおはなし

2016/09/21

201609211645_1-300x0.png
かつての偉人の名言にこんな言葉があります。
私の好きな言葉の一つです。

小さなボートを漕ぐのはもう飽きた。狭苦しい港の中ではなく、大型船が浮かぶ大洋に出たい。
大物たちがいる深い海へーー嵐が海をひとなですれば、ちっぽけなボートは粉々かもしれない。
それでも渦巻く嵐に挑みたい。囲われた港で溺れ死ぬより。
ーーデイジー・ラインハート

「スケールアップ」というフェーズ
事業を起こし、軌道に乗せる事ができれば次にやってくるのが「スケールアップ」というフェーズです。
これにはざっくり2種類のスケールアップがあります。
自発的に求めるスケールアップと、必要に迫られたスケールアップの二つです。
後者はかなりしんどいケースですね。
小売業で言えば
・アイテム数が増える
・在庫が増える
・手間が増える
・従業員が増える
・管理者が増える
の悪夢のスケールアップパターンです。

今回のお話はこれとは違う、前者の方。
自発的な(前向きな)スケールアップのお話です。
今、弊社で取り掛かっているスケールアップ案件が複数ありまして、それぞれに解決へのアプローチは若干異なりますが、共通している事があります。
それは大前提必要なものが決まっている、という事です。
具体的には
・シンプルなシステム
・拡大可能なインフラ
・市場の動きに対応する能力
この3つです。
これはある程度どの会社にも共通して言える事です。
1番目と3番目については以前ブログで触れた事があるような気がしますので、今回は2つ目の拡大可能なインフラについて更に掘ってみたいと思います。

『拡大可能なインフラ』ってなんだと思いますか?
単純なところでいうと、会社にとってのインフラとは人材、金、商材、スキル・・・などなどキリがないほど挙げられますが、私がフォーカスしているのが、事業自体がスケールできるビジネスモデルかどうか、という部分です。
例えばタクシー業界を想像してみて下さい。
1日に走れる距離には必ずアッパーがあります。(何人乗っても料金は同じですのでアップセルは期待できません)
それを頂点として、それより下の部分で試行錯誤をして売り上げを上げ、効率を上げて利幅を増やすのが目的になります。その結果が損益分岐点より上で推移していればどんどん台数を増やしていくのです。
するとどんどん売り上げが上がり、利益も伸びていきます。
この時、並行して上がっていくのが固定費です。
これはこのビジネスモデルで展開する上では”必ず”つきまとうものです。
差し置いては行けません。
これが転落への第一歩である事にはほとんど誰も気づきません。
一方、タクシー業界にもイノベーターがいます。
上記の様な”ごく普通の”やり方でスケールしようとして失敗した事業者を”買収してスケールする”事業者です。
フォーカスしている部分がその他大勢とは全く違うのです。
誤解のないように言っておきますが、タクシー業界をディスっている訳ではありません。
むしろ毎週飲みに行ってはお世話になっているので、感謝しかありません。笑
そういう事ではなくて、同じ事をやっても方法によっては間違ったスケールの方法かもしれないと疑ってかかっても損はしないですよ、というお話しです。
また、元々スケールさせるための事業モデルと、頑張った結果スケールした事業モデルとは、そもそも似て非なるもの、という認識は持っておくべきでしょう。
ほら、小さい頃によくガム噛んでて、10個分くらい口の中でクチャクチャやって、いざ風船作ってやろうと思ったらそもそも風船ガムじゃなかった、みたいなね。あの悔しさったらなかったですが、それに似てるな・・とふと思いました。(また違うか?笑)
今日はスケールアップについて書いてみました。
次は『シンプルに考える』について書いてみようかな・・・(森川亮さんじゃないですよ。笑)
ではまた^^

 

ALLX株式会社

”ALL is start from X“
Xは人と人との交わりを意味します。人と人とが出逢い、そしてシナジーが生まれる。これはビジネスでも同じです。これまでずっと続けてきた事、そしてこれから挑戦したい事。ビジネスを展開する上でこれからのビジョンは誰しも描いているものですが、出逢いから生まれるもの、可能性をALLXは追い求めています。

Recent Post